令和5年度大学等の質保証人材育成セミナー第1回

高等教育と生涯学習を横断する質保証vol.5
「大学を生涯学習の拠点とするには 地域連携と教育機関連携の実践例から」


日時:2023年9月13日(水) 14:30-17:00

実施方法:ウェブ会議システムを利用したオンライン開催

主催:独立行政法人大学改革支援・学位授与機構

 

開催趣旨

 高等教育の質保証に関する世界的な議論では、学位や卒業証明よりも小さな学修歴の証明である、マイクロクレデンシャルに対する取り扱いが、大きなトピックとされています。
 マイクロクレデンシャルという語は、アメリカ合衆国を中心とするMOOCs(大規模公開オンライン講座)の台頭でよく知られるようになりました。しかし、社会人向けの短期コースや、他教育機関との単位互換制度、既修得単位認定といった、短期でノンフォーマルな学びは、従来からさまざまなかたちで提供されてきています。

 生涯学習を推進しようとするさまざまな取り組みの中で、高等教育機関と職業教育、社会人教育との接続の場をつくることが期待されてきました。今回のセミナーでは、地域連携やコンソーシアムを通じて、短期プログラムの単位を、機関横断的に通用している事例を紹介します。
 地域課題に根差した学術プロジェクトを立ち上げ、その学修履歴をクレデンシャルとして認知してもらうことは、教育コンテンツを必要とするエコシステムを構築し、維持する取り組みの好例と言えます。
 また、コンソーシアムを通じたコースの共有は、教育機関間の垣根を低くし、短期の学びを単位互換して積み上げていく前提となるものです。

 こうした横断的な教育プログラムをさらに広げて、短期の学修成果がさらに活用されるようにするには、どのような環境整備が求められるのでしょうか。ご参加の皆様と一緒に考えていきます。

 

プログラム           

14:30 開会あいさつ
 戸田山 和久:大学改革支援・学位授与機構 研究開発部長
 
14:35 「大学のまち京都」における生涯学習・リカレント教育~大学コンソーシアム京都の取り組み~
 齊藤 明:公益財団法人 大学コンソーシアム京都 副事務局長(教育事業部担当) 資料   動画 
 
15:10 自治体や地場産業との密接な連携が教育ニーズを生む
 益川 浩一:東海国立大学機構 岐阜大学 地域協学センター長  資料   動画 
 
 廣内 大輔:ネットワーク大学コンソーシアム岐阜 幹事長      資料   動画 
 
15:50 「環境教育」を通じて地域と教育機関とをつなげる
 川村 和弘:北九州市立大学 ひびきのキャンパス 学務課入学試験係長    資料   動画 
 
 中武 繁寿:北九州市立大学 国際環境工学部長・国際環境工学研究科長  資料   動画 
 
16:25 休憩
16:30 ラウンドテーブル
17:00 閉会あいさつ
 

 

講演資料
当日の講演資料はこちらのページに掲載します。
 

参加登録
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高等教育と生涯学習を横断する質保証
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