当機構の覚書締結機関であるQuality Assurance Agency in Higher Education (英国高等教育質保証機構(QAA))より、当機構に以下の情報提供がありましたのでお知らせいたします。

近年、英国では、学生が卒業論文やレポートの執筆を有料で代行業者に依頼するエッセイ・ミルが増加していることがBBC等のメディアで報道されています。このような学生を不正に導く行為を行う論文等執筆代行業者は近年増加しており、英国の高等教育の評判を傷つけるとともに、学生の学歴、就職、職歴上のリスクを犯すものであるとして、いまや社会問題化しています。

このエッセイ・ミルを行う業者の集客、宣伝及び決済取引などは、多くがインターネットの検索エンジンや動画サイト、決済システムなどオンライン上で行われています。QAAは、この度Yahoo、YouTube、PayPal、Bing、Facebook、Googleの6社に対し、これらの論文等執筆代行業者の宣伝や決済取引に関与する行為を控えるよう協力を求める文書を発出しました。

また、QAAは、エッセイ・ミルはグローバルな問題であり、これに対処するには、多角的かつ国際的なアプローチが不可欠であるとして、世界が一丸となってこの問題に取り組む必要性を訴えています。

(参考)
http://www.qaa.ac.uk/news-events/news/qaa-calls-for-online-companies-to-stop-essay-mills-in-their-tracks


〒187-8587 東京都小平市学園西町1-29-1

電話 : 042-307-1500(代)

ページの先頭へ

©copyright 1998 National Institution for Academic Degrees and Quality Enhancement of Higher Education