令和７年度認証評価機関連絡協議会評価担当職員研修を開催しました

　令和７年４月24日（木）に、令和７年度認証評価機関連絡協議会評価担当職員研修を日本教育会館にて開催しました。本研修は、認証評価機関職員間の連携及び情報共有の促進と職員の資質向上を目的として、加盟14機関により構成される認証評価機関連絡協議会の主催により、認証評価機関の若手職員が研修内容を企画し、毎年実施しているものです。
　今年度は、オンラインと対面のハイブリッド形式の講演、対面形式のグループディスカッションを行いました。
　当機構の光石理事による開会挨拶の後、文部科学省高等教育局高等教育企画課大学設置・評価室の鈴木室長より「高等教育政策の動向」をテーマに、「我が国の『知の総和』向上の未来像～高等教育システムの再構築～（令和７年２月　中央教育審議会答申）」を踏まえた認証評価の見直しの方向性を中心にご講演いただきました。続いて、当機構研究開発部の嶌田教授、日本高等教育評価機構（JIHEE）の伊藤常務理事・事務局長より「認証評価の課題について」をテーマに、それぞれの評価のご経験に基づいた課題等についてご講演いただきました。
　その後、初任者と経験者に分かれて行われたグループディスカッションでは、初任者は「認証評価における課題について－認証評価機関と大学の関係から－」、経験者は「各評価機関の評価実務について」をテーマとして、活発な議論及び情報交換が行われました。ディスカッション終了後に初任者と経験者が合流して各グループがその成果を発表し、大学教育質保証・評価センター（JAQUE）の杉浦事務局次長による講評が行われました。最後に、大学基準協会（JUAA）の田代事務局長による閉会挨拶をもって研修を終了しました。
　本研修には各評価機関から122名が出席し、認証評価制度に関する理解を深めるとともに認証評価機関相互の情報共有につながる貴重な機会となりました。

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