令和8年3月10日(火)、大学ポートレート1にご参加いただいている国公立大学及び公立短期大学の教職員を主な対象に、大学情報分析セミナー(第4回)を開催しました。本セミナーは、大学基本情報分析レポート2の活用方法や事例共有を目的として、令和6年度より開催しています。

4回目となる今回は、オンライン配信と対面のハイブリッド形式の第1部と、対面のみの第2部の2部構成で実施し、52人(オンライン50人、対面2人)にご参加いただきました。

第1部: 大学基本情報分析レポートとそのデータについて

第1部では、大学改革支援・学位授与機構大学ポートレート・大学情報基盤センター事務室より、以下の内容について説明しました。

開会あいさつ
開会あいさつ
(堀内伸也大学ポートレート・大学情報基盤センター事務室長)
第1部説明
オンライン配信

第2部: ハンズオン

第2部では、第1部で紹介したダウンロード用データをもとに、BIツールのTableauとPower BIで、以下のとおりダッシュボードの作成を行うハンズオンを実施しました。

  • データの読み込みとフィールド設定
  • データソースの追加とリレーションの設定
  • 計算フィールド、メジャーの作成
  • フィルター(スライサー)の設定
  • 外国人学生数の推移を示す折れ線グラフの作成
  • 国籍別の分布を示す塗り分けマップの作成
  • ダッシュボードの配置と共有

ハンズオンの様子
ハンズオンの様子
ダッシュボードのサンプル
ダッシュボードのサンプル

参加者アンケート結果

開催後のアンケートでは、全体満足度(5段階)平均3.87の評価をいただきました。自由記述欄では、次のような感想が寄せられました。

  • 「あまり分析ツールを使っていなかったが、使う場面について大まかに理解できた」
  • 「(大学基本情報分析レポート等を)使いこなせれば便利なツールであり、業務削減にもなると思った」
  • 「基になっているデータの説明があってよかった」
  • 「丁寧な説明で、BIツールの概要がよく理解できた」
  • 「指標が多いので選ぶのが難しい」
  • 「大学基本情報の活用方法を知りたい」
  • 「このようなセミナーがあると大変ありがたい」
  • 「活用例についてもっと知りたい」

まとめ

今回の大学情報分析セミナーは、第1部で大学基本情報のデータについて説明するとともに、続く第2部でそのデータを用いてデータの読み込みからダッシュボードの作成までのハンズオンを実施しました。大学基本情報分析レポートの利用だけでなく、同じデータを利用して独自のダッシュボード作成という活用方法を共有する良い機会となりました。いただいたご意見やご感想を参考に、今後も大学情報分析セミナーを企画してまいります。

プログラム概要

パート 開催形式 内容
第1部 対面・オンライン 大学基本情報分析レポートとそのデータについて
大学ポートレート・大学情報基盤センター事務室
第2部 対面 ハンズオン
大学ポートレート・大学情報基盤センター事務室

  1. 大学ポートレートは、国公私立の大学・短期大学1000校以上が参加する教育情報を公表するウェブサイト
  2. 大学ポートレート参加の国公株立大学及び公立短期大学に提供している大学基本情報を使用し、BIツールで作成した分析レポート

令和7年3月18日(火)と19日(水)に、令和6年度大学情報分析セミナー(入門レベル・初級レベル)を開催しました。本セミナーは、大学ポートレート1にご参加いただいている国公立大学及び公立短期大学の教職員向けに、「大学基本情報分析レポート2」をこれから実際に使ってみたい、使ったことはあるがよく分からなかったという方を主な対象として新たに企画したものです。

初回となる今回は、基本的な使い方を実習する「入門レベル」と、一通り使ってみたが学内で実践的に使っていくための手法を学びたい方向けにデータを活用したベンチマークを他大学の担当者とグループを組んで学ぶ「初級レベル」を設定しました。

両日とも、当機構竹橋オフィスを会場に、第1部(講義編)と第2部(実習・演習編)の2部構成とし、第1部(講義編)は対面とオンラインのハイブリッド形式、第2部(実習・演習編)は対面形式で実施し、3月18日(火)「入門レベル」は89人(対面7人、オンライン82人)、3月19日(水)「初級レベル」は69人(対面11人、オンライン58人)が受講しました。

入門レベル(令和7年3月18日(火)14:00~16:50)

18日(火)「入門レベル」の第1部(講義編)では、最初に、当機構研究開発部の嶌田敏行教授より、「IRによるデータ支援とは」と題して、IR(Institutional Research)についての講演を行いました。次に、大学ポートレート・大学情報基盤センター事務室より、大学基本情報分析レポートの具体的な使い方について、説明を行いました。

対面参加者を対象とした第2部(実習編)では、参加者は、センター事務室職員のサポートを受けつつ、大学基本情報分析レポートを操作して自大学のデータを実際に表示した後、エクスポートしたデータを使ってExcelで塗り分けマップの作成に挑みました。

参加者へのアンケートでは、対面参加者の満足度(5段階評価)の平均は4.86、オンライン参加者は4.10であり、参加者のみなさまの期待に沿った形でセミナーを開催することができたのではないかと考えております。また、自由記述欄では、「IRは意思決定ツールであり改善する能力はないという説明が腑に落ちた」、「実際に動かしながら説明が聞けたのが大変良かった」、「IR担当1年目の題材に合ったコンテンツだった」、「実際に対面で教わると、オンラインよりも頭に入ってきやすい」などの感想をいただきました。

「入門レベル」第1部(講義編)嶌田敏行教授による講演の様子
「入門レベル」第1部(講義編)
嶌田敏行教授(左)による講演の様子
「入門レベル」第2部(実習編)実習の様子
「入門レベル」第2部(実習編)
各参加者が分析レポートを操作する様子
プログラム概要
パート 開催形式 内容
第1部 対面・
オンライン
「IRによるデータ支援とは」
嶌田 敏行 (大学改革支援・学位授与機構 研究開発部 教授)
「大学基本情報分析レポートについて」
大学ポートレート・大学情報基盤センター事務室
第2部 対面 実習「大学基本情報分析レポートの使い方」

初級レベル(令和7年3月19日(水)13:30~17:25)

19日(水)「初級レベル」の第1部(講義編)では、最初に、嶌田敏行教授より、「IRによる内部質保証のためのデータ支援とは」と題して、IR機能を「教育の内部質保証」に活用するために必要な基本的な考え方についての講演を行いました。次に、筑波技術大学IR室の鈴木拓人講師より、「筑波技術大学における大学基本情報分析レポートの活用事例」と題して、学長、副学長等が出席する執行部会議での大学基本情報分析レポートの活用方法や、その影響等について、ご講演いただきました。

対面参加者を対象とした第2部(演習編)では、グループに分かれ、大学執行部からデータ分析のリクエストを受けたという想定で、大学基本情報分析レポートを用いて自大学を中心にデータの可視化と特色の整理を行い、意見交換を行いました。

参加者へのアンケートでは、満足度(5段階)の平均は、対面参加者が4.91、オンライン参加者が4.21であり、こちらも参加者のみなさまの期待に応えるものとなったのではないかと考えております。また、自由記述欄では、「データを活用しようと難しく考えがちであったが、『コミュニケーション・ツール』として考えることで、良い意味で軽く捉えることができると思った」、(筑波技術大学における活用事例について)「実際の活用事例が知りたかったので、執行部での会議での使用等を伺うことができて、大変参考になった」、「具体的な使い方や質疑応答で他大学の担当者が気にかけていることを知ることができてよかった」、「1日目のセミナーで得た知識を、2日目のセミナーで活用できるという流れが非常に良かった。オンラインのセミナーで聞くだけよりも、頭と手を動かしたので参考になった」などの感想をいただきました。

「初級レベル」第1部(講義編)鈴木拓人講師による講演の様子
「初級レベル」第1部(講義編)
鈴木拓人講師による講演の様子
「初級レベル」第2部(演習編)グループワークの様子
「初級レベル」第2部(演習編)
グループワークの様子
プログラム概要
パート 開催形式 内容
第1部 対面・
オンライン
「IRによる内部質保証のためのデータ支援とは」
嶌田 敏行 (大学改革支援・学位授与機構 研究開発部 教授)
「筑波技術大学における大学基本情報分析レポートの活用事例」
鈴木 拓人 (筑波技術大学 IR室 講師)
第2部 対面 演習「大学基本情報分析レポートによる優れた点の分析」

  1. 大学ポートレートは、国公私立の大学・短期大学1000校以上が参加する教育情報を公表するウェブサイト
  2. 大学ポートレート参加の国公株立大学及び公立短期大学に提供している大学基本情報を使用し、BIツールで作成した分析レポート

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