日本における1次モニタリング

モニタリング基準

日本の1次モニタリングの基準は、以下の7点で構成されます。
それぞれの基準には、プログラム実施側が自己分析する際に、優れていると考える取組みや国際的な教育プログラムにおける課題解決のために工夫した取組みを記述しやすいよう、「優れた取組を抽出する視点の例」を列挙しました。さらに、各プログラムにおいて質を伴った教育がどの程度構築できているか自己分析を行うツールとして、基準ごとに「段階判定の尺度と説明」(ルーブリック)を設けました。

日本における1次モニタリング基準
          基準1: 教育プログラムの目的
          基準2: 教育の実施
                      基準2-1: 実施体制
                      基準2-2: 教育内容・方法
                      基準2-3: 学習・生活支援
                      基準2-4: 単位互換・成績評価
          基準3: 学習成果
          基準4: 内部質保証システム

基準の策定にあたっては、機構がモニタリングの準備段階で組織したモニタリング準備委員会での議論や、採択プログラム連絡会でのプログラム関係者との意見交換、個別のヒアリングを実施し、最終的に委員会で定めました。プログラム実施主体側の自己分析ならびにモニタリング実施側の書面調査・訪問調査はすべて、これらの基準に基づいて行われました。