日本における1次モニタリング

実施体制

モニタリング委員会・専門部会

大学評価・学位授与機構は、1次モニタリングの実施のため、高等教育の質保証や国際共同プログラムの運営にかかる経験および知見を有する学識経験者・有識者等からなる「キャンパス・アジア」モニタリング委員会および専門部会を組織しました。

モニタリング委員会は、8名で構成され、モニタリングの基準・方法の決定とモニタリングの結果の確定を主な役割としています。また委員会には、採択プログラムの代表者(2名)も参画し、モニタリングの成果の普及・発信方策等の検討に際して、教育現場の視点を議論に生かしていくこととしています。

専門部会は、モニタリングの対象となるプログラム実施主体(大学)から提出された自己分析書に対する書面調査をはじめ、訪問調査、モニタリング結果(案)の取りまとめを行いました。
専門部会は、大学長、大学の教職員、大学関係機関や産業界からの専門家で構成されています。

「キャンパス・アジア」モニタリング委員会・専門部会メンバー一覧 PDF (211KB)

採択プログラム連絡会

採択プログラム連絡会 日本における1次モニタリングの特徴のひとつに、準備段階で組織した 「キャンパス・アジア」採択プログラム連絡会(10のプログラムの日本側大学の関係者で構成)があります。

連絡会は、モニタリング実施の効果を高めるため、質の保証を伴った国際的な教育にかかるモニタリングの役割や基準等の基本的枠組みの策定にあたり、モニタリング実施側の機構とプログラム実施側の間で意見交換を図ることを目的として設けられたものです。また、「キャンパス・アジア」プログラム全体の実効性を高めていくという観点から、採択プログラム間でプログラム運営上の課題点や解決事例等を共有し、プログラムの進捗について情報交換を行う場とすることも目的としています。

連絡会は、モニタリングの開始に先立って3回開催(2012年(平成24年)7月、9月、2013年(平成25年)3月)されました。また、モニタリング結果の審議・確定後、2014年(平成26年)2月に第4回の連絡会を開催し、採択プログラム関係者との間で1次モニタリング結果の共有や結果についての意見交換を行いました。