機構ニュース第131号
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APQN 2014年次総会に出席

   APQN(アジア太平洋質保証ネットワーク)の年次総会が、2014年3月7日(金)~ 8日(土)にベトナム・ハノイで開催されました。当機構は加盟機関(正会員)として、岡本理事をはじめ、8名の教職員が出席しました。 今回の会議は、メインテーマ「Higher Education Quality Assurance in a Changing World: Envisioning the future of Asia Pacific(変化する世界における高等教育質保証-アジア太平洋地域の将来を展望する)」の下、基調講演や、パネルディスカッション、分科会が行われました。

○APQN年次総会のプログラムや当日発表資料はこちら(APQNウェブサイト)からご覧になれます。

[パネルディスカッションのサブテーマ]
1. Challenges and Opportunities for Asia Pacific: Higher Education QA in a Changing World
2. Quality Assurance across Borders: Different Models for Education/Different Models for Quality
  Assurance
3. Towards QA Collaboration and Exchange: Locally, Regionally and Globally
4. Outcome, Innovation and Development of Quality Assurance

   機構からは、サブテーマ3に関するパネルディスカッションにおいて、岡本理事が機構の覚書締結機関のひとつである韓国大学教育協議会(KCUE)大学評価院のKim Seon-Joo研究フェローと共同で、日中韓の質保証機関連携について、「キャンパス・アジア」パイロットプログラムのモニタリング活動の事例を中心に、発表を行いました。また、サブテーマ1に関する分科会において、土屋研究開発部教授から、機構の認証評価第1サイクルのオーバービューに関して発表しました。

   アジア太平洋諸国からは、自国の内部・外部質保証の事例のみならず、国境を越えた教育提供や学生の移動に対する質保証の取組事例の紹介が多くみられました。APQNの活動を進めるなかで、欧州の経験を活かしていくという趣旨から、EQAR(欧州質保証機関登録簿)や欧州高等教育アクレディテーション協会(ECA)のプロジェクトに関する事例紹介もありました。 また、APQNの今後の自立的な運営のため、会員機関間の一層の情報共有を促すためのプロジェクトの構想等について、会員間で議論が交わされました。



当機構と海外覚書締結機関とのミーティング

   当機構は、今回のハノイでのAPQN年次総会参加にあわせて、韓国・KCUE及びマレーシア資格機構(MQA)とそれぞれ二者会談を行いました。KCUEとの会談では、昨年4月に各国で開始した「キャンパス・アジア」の1次モニタリングに関する情報を共有するとともに、次回のモニタリングにむけた今後のステップについて意見交換を行いました。韓国の1次モニタリングについては、2013年11月~2014年2月にかけて実施され、報告書を作成している旨、説明がありました。
 MQAとの会談では、機構との覚書に基づく連携活動の一環として発足した、機構とMQAの評価活動に関する比較調査のための合同専門委員会の実施内容等について、意見交換を行いました。 さらに、ASEAN諸国の質保証機関のネットワーク(AQAN)と日中韓の質保証機関との間で学生の移動と質保証に関して情報交換会を行いました。

                                      
岡本理事の発表の様子   土屋教授の発表の様子
岡本理事の発表の様子                土屋教授の発表の様子
 

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