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○大学評価・学位授与機構研究報告『学位と大学』を刊行 | ||||||||||||||||||||||
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学位審査研究部では平成16年度に学位システム研究会を発足させ、学位制度の理論的基底と学位の構造・機能に関する調査研究に取り組んでいます。このたび研究成果の一環として、5か国の国際比較調査の結果をまとめた大学評価・学位授与機構研究報告『学位と大学 イギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・日本の比較研究報告』が刊行されました。学位システム研究会は、高等教育研究を専門とする学識経験者と学位審査研究部教員等から構成されています。 今日の世界の大学が、12世紀にパリとボローニャで発生したヨーロッパの中世大学にその淵源を有することはよく知られています。しかし時代を経て、また国により、大学に固有と考えられていた種々の機能が他の機関にも拡がり、実施されている状況を見て取ることができます。大学と称する組織の使命、役割が大衆化の進展と社会の多様な要求に応じて多彩になるに従い、大学を一義的に定義することはますます難しくなっているといえるでしょう。 しかしながら中世以来、大学が一度も手放すことなく排他的に独占しつづけてきた機能として、学位授与権を挙げることができます。『学位と大学』では学位授与権を鍵に5か国の高等教育をとらえなおし、「大学とはなにか」という問いに対して、大学と学位授与権、大学の設置形態と設置認可、学位授与権の認可、学位の質保証などの観点から詳述されています。各国の資料編には高等教育関連法令と基礎データも掲載されています。 『学位と大学 イギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・日本の比較研究報告』 |
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