当機構では、我が国の大学における国際連携プログラムの質保証のためのガイドラインの策定や評価のあり方の検討に資するため、諸外国における先進的事例の情報収集・分析を行っています。その一環として、２月15日（月）〜18日（木）の４日間にわたり、川口理事及び職員２名が、オランダのアムステルダム大学、ユトレヒト大学、ライデン大学、ラドバウト・ナイメーヘン大学、英国のグラスゴー大学及びユニバーシティ・カレッジ・ロンドン（UCL）を訪問しました。また、それに先立ち、２月12日（金）に、職員２名がオランダのフローニンゲン大学を訪問しました。

各大学では、国内の質保証機関のプロトコルに基づく学内における教育プログラムの質保証に関する体制や手続き等について説明を受け、国際連携プログラムに関する現況や質保証、パートナー機関の選定手続き等について情報提供を受けました。

また、上記以外にも日本・オランダ・英国各国の高等教育の状況、国際化の動向等について広く情報交換を行い、国際連携プログラムの実態とそれに伴う質保証の特徴や課題点等についての有益な知見を得ることができました。

さらに、２月19日（金）に、オランダの質保証機関であるNVAO及びNufficを訪問し、今年６月に当機構が開催する日本・欧州質保証セミナーや今後の覚書締結に向けての意見交換を行いました。