去る12月21日（月）、平野機構長及び評価企画・国際課職員2名が中国教育部高等教育教学評価センター（HEEC）を訪問しました。平野機構長は10月にもHEECを訪問し両機関との今後の連携について会談を行いましたが、今回は日中韓における質の保証を伴った大学間交流の推進が3国で合意されたことを受け、先に中国教育部陳副部長と会談し3国の質保証機関が連携することに対して賛同を得られたことを説明したほか、韓国の高等教育質保証機関である韓国大学教育協議会（KCUE）を交えた3機関で協議会を開催し質保証に関して協議をすることについて提案しました。

HEECの李副所長からは協議会の開催について賛同を得られ、第1回を2010年早々に東京で開催することで一致しました。また今後の両機関との一層の連携強化について再度確認することが出来ました。

続いて12月22日（火）には上海に移動し、上海交通大学高等教育研究院が実施している世界大学ランキングについて聞き取り調査を行いました。同研究所では研究評価を主としたランキングを毎年発表しており、世界の各大学におけるノーベル賞・フィールズ賞の受賞歴や論文引用数などを評価の指標としています。同研究所では研究院長らと面会し、ランキングの手法や調査方法など様々な点について意見交換するなど、大変有意義な訪問となりました。