当機構では、8月3日(月)に一橋記念講堂にて大学評価フォーラム「内部質保証システムの充実をめざしたアカデミック・リソースの活用」−個性ある大学づくりのために−を開催しました。
大学評価は、今や自らの質保証をするための重要なツールとして位置付けられている中で、評価を大学の内部質保証システムの充実に効果的に活用し、それぞれの個性ある大学づくりにつなげていくために自らの資源(アカデミック・リソース)をいかに把握するかが鍵となっています。本フォーラムでは、教員の活動の提示・把握ツールの一つであるアカデミック・ポートフォリオを、米国から講演者を招いて取組事例を紹介するとともに、高等教育関係者によるパネルディスカッションを行いました。
当日は、大学等の教職員及び高等教育関係者から336名が参加し、アカデミック・ポートフォリオの目的やその構成、導入事例について聞き入るとともに、パネルディスカッションでは、各登壇者及び参加者の議論が熱心に交わされました。
なお、当日のプログラムは以下のとおりです。
○開会挨拶
平野 眞一(大学評価・学位授与機構長)
○講演1 「個性ある大学づくりと評価文化の定着」
川口 昭彦(大学評価・学位授与機構理事)
○講演2 「アカデミック・ポートフォリオとは」
Peter Seldin(ペース大学名誉教授)
○講演3 「大学におけるアカデミック・ポートフォリオ導入事例」
Jeff King(テキサス・クリスチャン大学ケラーセンター所長、教授)
○パネルディスカッション
「アカデミック・リソースの把握・分析と内部質保証システムの充実」
モデレーター
川口 昭彦(大学評価・学位授与機構理事)
パネリスト
柳澤 康信(愛媛大学長)
日比谷 潤子(国際基督教大学学務副学長)
生和 秀敏(大学基準協会特任研究員)
大塚 雄作(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
○総括・閉会挨拶
川口 昭彦(大学評価・学位授与機構理事)
|