主要行事日程
機構の窓
学位授与事業の状況
大学評価事業の状況
News&Topics
編集後記
HOME

 前号でお知らせしたとおり、「機構ニュース」第45号(本号)をWebサイト版第1号として発行いたしました。これまでにはなかった当機構Webサイト(http://www.niad.ac.jp)と連動した様々な情報提供を行っていきたいと思います。引き続き『機構ニュース』をご愛読くださるようお願いします。

 平成18年度実施の大学等認証評価もいよいよ大詰めを迎えました。「評価結果(案)」に対する意見の申立てに関する手続きを経て、来月に開催される各認証評価委員会で「評価結果」を確定し、広く公表することになっています。来年度は評価対象機関数が大幅に増加するようですが・・・。

 一方、昨秋の文部科学省幹部の某セミナーでの講演において、「認証評価システムが、真に我が国の大学の質を担保するにたりうるものであるか?」という課題が生じている旨の発言がなされています。

 当機構は、文部科学省独立行政法人評価委員会委員から「我が国を代表する評価機関として、国際社会に対する一層の貢献を行っていくことが期待される。」とのコメントをいただいているところ、この期待に応えるべく、国際質保証機関ネットワークや海外の評価機関との間で様々な国際的な活動を実施しております。その一つとして、このたび、英国のQAA(Quality Assurance Agency for Higher Education:高等教育質保証機構)と覚書を締結しました。これは、QAAの「覚書締結は一カ国一機関」の方針のもと、QAAが当機構を「我が国を代表する評価機関」と認識したことによるものであり、今後両機関は、覚書に基づき実施される各種プロジェクトを通じ、国際社会への貢献の一環として高等教育の質保証に取り組んでいきます。

 さらに、当機構は、APQN(Asia - Pacific Quality Network:アジア・太平洋質保証ネットワーク)の年次総会を平成20(2008)年2月に開催するなど、多国間ネットワークにおいても積極的に参画していくこととしており、このたび、当機構の川口理事がAPQNのBoard Memberに就任しております。

 大学等の評価を実施している機構ですが、機構自身も当然、独立行政法人としての厳しい評価を受ける立場にあります。すでに、独立行政法人の組織・業務全般に対する厳しい見直しが行われており、我々としても強い危機感をもって重要な任務に取り組んでいきたいと思います。

(J. Y & T. I )