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シンポジウム・セミナー
講演会「米国の学習成果の診断 ‐教育プログラム次元のルーブリック‐ 」(平成25年4月12日開催) 

4月12日(金)に小平本部にて、米国メイン州立大学オーガスタ校の本田寛輔様より米国における学習成果の診断に関するご講演を行っていただきました。本田講師(Ph.D)はアメリカの大学において、学習成果アセスメント(診断)とインスティテューショナル・リサーチ(Institutional Research: IR)に携わっておられます。

日本では「ルーブリック」が注目され始めています。「ルーブリック」とは、教育目標を要素別に分解し、それぞれにおいて学生の習得状況を段階的にまとめた査定表と考えることができます。日本ではルーブリックは主に科目の成績評価の道具として紹介されますが、本講演では教育プログラムの次元での活用についてご説明いただきました。ご説明によれば、ルーブリックの活用の準備段階では、まずカリキュラムマッピングという一覧表で学部の学習目標と開講科目の関連性が明らかにされます。これをもとに学生の小論文やエッセイの標本を収集し、教員集団によりルーブリックを用いて段階判定が実施されます。これにより、学部のカリキュラムが単なる科目の寄せ集めだった状況から、学習成果の診断の作業を通じて少しずつ教員間の相互理解が醸成され、プログラム全体の点検へと発展していくとのことです。他方で、ご紹介いただいた活動は準備と測定に膨大な時間が掛かり、教員の理解や執行部の支援の面で課題もあるとのご指摘もなされました。

質疑応答では、米国と日本の大学の状況の違いを踏まえて活発な議論が交わされました。また、日本高等教育評価機構、短期大学基準協会をはじめ、外部の教職員による多数の参加がありました。

※当日の配布資料は、下記にてご覧願います。
配布資料「米国の学習成果の診断 -教育プログラム次元のルーブリック- 」 PDF-file
 




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