機構ニュース第111号
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〇平成24年度大学評価フォーラムを開催

大学評価・学位授与機構では、7月23日(月)に平成24年度大学評価フォーラムを大学基準協会、日本高等教育評価機構および短期大学基準協会の後援のもと、一橋講堂にて開催しました。

本フォーラムでは、「『学び』からみる高等教育の未来」というテーマのもと、高等教育界において世界的な共通課題となっている学習成果をめぐる取り組みについての現況と課題を明らかにし、その理念と方法論の両面における理解を深め、学生の学びを教育の中心に置くことの意義について議論しました。

当日は、野上機構長の開会挨拶の後、まず川口特任教授から、本フォーラムの開催趣旨についての説明がありました。

続いて、ジョージア工科大学特別教授のリチャード・デミーロ氏から「アベラールからアップルへ-米国の大学の運命-」と題し、米国における大学の教育活動の現状と社会からの反響についての紹介とそれらが示唆する米国の大学が抱える課題について講演いただきました。

二人目の招へい講演者として、全米学習成果アセスメント研究所(National Institute for Learning Outcomes Assessment: NILOA)研究員(兼イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校広報・評価担当上級コーディネーター)のステーシー・プロべジス氏から、「米国における学生の学習成果アセスメント:動向とグッド・プラクティス」と題し、NILOAにおける学習成果アセスメントへの取り組みについての紹介と米国の高等教育機関に対して行った学生の学習成果アセスメントに関する調査結果の分析からみえるアセスメントに関する現状と課題について講演いただきました。

また、パネルディスカッションでは、京都工芸繊維大学の功刀滋教授と同志社大学の山田礼子教授を交え、日米両国の大学が共通して抱える課題、それらの課題に対する改善方法や取り組みについて活発な議論が交わされました。

当日は、大学等の高等教育機関や質保証機関から320名を超える参加がありました。

なお、当日のプログラムは以下のとおりです。当日配布資料につきましては、下記URLからダウンロードができます。
    /event/event2012/1203251_1207.html

-プログラム-
    ○ 開会挨拶 
  •  野上 智行 (大学評価・学位授与機構長)
    ○ 趣旨説明「『学び』からみる高等教育」
  •  川口 昭彦 (大学評価・学位授与機構特任教授)
    ○ 講演Ⅰ「アベラールからアップルへ -米国の大学の運命-」
  •  リチャード・デミーロ(ジョージア工科大学特別教授)
    ○ 講演Ⅱ「米国における学習成果アセスメントの動向と優良事例」
  •   ステーシー・プロべジス(全米学習成果アセスメント研究所研究員兼
      イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校広報・評価担当上級コーディネーター)
    ○ パネルディスカッション
  • モデレーター
      土屋 俊(大学評価・学位授与機構研究開発部教授)
  • パネリスト
      リチャード・デミーロ
      ステーシー・プロべジス
      功刀 滋(京都工芸繊維大学教授)
      山田 礼子(同志社大学教授)
    ○ 閉会挨拶
  •  岡本 和夫 (大学評価・学位授与機構理事)

デミーロ氏 プロベジス氏
リチャード・デミーロ氏 ステーシー・プロべジス氏

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