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○ベトナム教育訓練省評価人材研修を実施

当機構では、アジア太平洋質保証ネットワーク（ＡＰＱＮ）からの要請により、ベトナム教育訓練省所属の質保証政策立案者、職員等5名を研修生として受け入れ、平成23年12月19日（月）から22日（木）の4日間にわたり評価人材研修を行いました。 　 現在ベトナムでは、高等教育セクターの拡大により質の整備が重要度を増しており、国から独立した質保証機関の設置が計画されています。このような状況のもと、ベトナム教育訓練省からＡＰＱＮに今回の研修の依頼があり、ＡＰＱＮの理事会メンバーである岡本理事が研修の統括を行うこととなりました。 　 研修では研究開発部の土屋教授、渋井准教授が講義の進行を務め、研修生が自国の新しい質保証機関の望ましい体制を考えられるよう、日本並びに欧州・アジア地域の質保証システムに関する説明を行いました。この講義をもとに、研修生によるプレゼンテーション、グループ討議、事例研究等が行われました。 　 上記の講義に加え、研修生は文部科学省、大学基準協会、東京学芸大学をそれぞれ訪問しました。文部科学省では奈良大臣官房審議官（高等教育局担当）と面会し認証評価における国の役割、国内外の留学生に対する対応等に関して意見交換を行いました。また、大学基準協会では日本の高等教育セクターにおける協会の役割、体制、協会の認証評価制度に関して説明を受け、東京学芸大学では同校が平成22年度（2010年）に受けた認証評価に関する詳細な紹介を受けました。 　 研修最終日には機構内で閉会式が行われ、岡本理事より各研修生に修了証明書が授与され、研修生からは今回の研修に大変満足したとのコメントが寄せられました。当機構は、今後ともASEAN諸国との質保証分野での対話や協力、情報共有や人材交流をますます推進していきます。

文部科学省にて