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『感覚表現』
『感覚表現』 大口 碧
作品解説

  同じひとつの'もの'を見ていて、たとえ皆がひとつの答えに辿り着くのだとしても、その経過、感じ方や思いは個々で違うと思います。
  そういった感覚を私なりに作品として表現したのが今回の屏風作品であり、作品のテーマ『感覚表現』です。
  パリに研修に行き、短い間で西洋の空気、街、文化、人に触れた中で東洋の日本美術を見たときに西洋には無い平面の表現が繊細で美しく感じました。
  その体験がきっかけで私は日本に今も昔も身近にある’もの’を取り上げ、そこから感じられる懐かしさや美しさ、消失間といったものをそれぞれ自身の感覚 を取り入れながら表現していきました。
  パネルではなく屏風を選んだ理由としては、折り畳むことができ、開いていく時に本をめくるような雰囲気を、家具という分野で表現出来ること。
  簡単に一枚の絵を飾ることができる仕組みに興味をもったからです。

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