当機構では、5月29日(土)関西大学BIGホール100にて財団法人 大学基準協会、財団法人 日本高等教育評価機構、日本学術会議と共催で第3回3認証評価機関・日本学術会議共催シンポジウムを開催いたしました。
認証評価の第2サイクルを迎えるにあたり、大学の質保証において大学及び評価機関はどのような役割を果たすべきか、効果的かつ効率的な質保証システムをいかに構築していくか等について大学及び評価機関が議論するとともに、日本学術会議で検討を 進めている分野別の「参照基準」を認証評価においてどのように位置づけられるべきか理解を共有することが重要となっています。本シンポジウムでは、「大学側からみた質保証の課題」と題して認証評価機関関係者及び日本学術会議関係者が基調報告やパネルディスカッションをおこないました。
当日は、大学等の教職員及び高等教育関係者等約300名が参加し、大学側から見た質保証の課題、質向上への取組み、大学の多様性と評価についての基調報告に聞き入るとともに、パネルディスカッションでは、各登壇者及び参加者の議論が熱心に交わされました。(左写真:基調報告の様子)
なお、当日のプログラムは以下のとおりです。
○ 開会会場挨拶 黒田 勇(関西大学副学長)
○ 開会挨拶 八田 英二(大学基準協会副会長 同志社大学学長)
○ 基調報告
- ・「個性的な地域貢献型大学を目指す山口県立大学の歩みと質向上への取組み」
市村 孝雄(山口県立大学名誉教授 学長特別補佐)
- ・「大学側から見た質保証の課題」−九州大学における認証評価の経験から−」
高田 英一(九州大学大学評価情報室准教授)
- ・「金沢工業大学における取組み−話題提起として−」
久保 猛志(金沢工業大学副学長 教育点検評価部長)
- ・「大学の多様性と評価」
北村 隆行(京都大学大学院工学研究科教授)
○ パネルディスカッション
- コーディネーター:生和 秀敏(大学基準協会特任研究員)
- パネリスト:市村 孝雄(山口県立大学名誉教授 学長特別補佐)
高田 英一(九州大学大学評価情報室准教授)
久保 猛志(金沢工業大学副学長 教育点検評価部長)
北村 隆行(京都大学大学院工学研究科教授)
○ 閉会挨拶 倉 翔(日本高等教育評価機構副理事長)
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