米国高等教育アクレディテーション協議会(Council for Higher Education Accreditation, CHEA)が主催する年次総会、およびCHEA International Quality Group (CIQG;昨年より当機構も加盟)の年次会合が 2014年1月27日~30日に米国・ワシントンDCで開催され、大学評価・学位授与機構から4名の教職員が参加しました。
今年のCHEA年次総会における主要テーマは、早ければ今年にも行われる高等教育法改正であり、これにより同国でのアクレディテーションの役割の変化が予想されています。そのため、国会議員や教育省の職員なども交えて活発な議論が行われました。また、大学外の学習(non-collegiate learning)の発展、社会に対する説明責任、米国共通達成度テストの海外での導入など様々なトピックでの発表が行われました。
一方、CIQG年次会合では国際的に統一された質保証基準策定の可能性模索と、イノベーションを用いた教育に対する質の保証が大きなテーマとなりました。欧州、アフリカ、アジア地域および中国とイスラエルの質保証への取組みが紹介されたほか、イノベーションに対する質の保証手段としてQualilty Platformと名付けられた評価制度がCHEAから提案されました。
当機構は、引き続きこれらの地域の高等教育に関する動向を注視していきます。
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