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○ | 欧州における評価事業及びナショナル情報センター事業に関する訪問調査を実施 | |||||||||||||||||||
平成24年2月14日から2月16日にかけて、吉川研究開発部教授、井田研究開発部准教授、国際課職員1名が、オランダの質保証機関であるオランダ・フランダースアクレディテーション機構(NVAO)及びナショナル情報センターであるオランダ高等教育国際協力機構(Nuffic)と英国学術認証情報センター(UK NARIC)を訪問し、各機関における評価、学位資格認証及び大学情報提供事業についての調査を実施しました。(上写真:UK NARICの訪問の様子) |
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・評価事業調査 | ||||||||||||||||||||
オランダ(NVAO)において実施されている評価、1)機関別オーディット(2011年開始)、2)プログラム別評価、3) 機関、プログラムにおける国際化サーティフィケート(選択評価)(2011年開始)について、各事業における実務的な流れ、使用する資料及び評価基準等について調査を行いました。 1)機関別オーディットNVAOによる評価の第2サイクルが開始されるにあたり、2010年、第1サイクルにおけるいくつかの課題(機関における不十分な自己改善機能、評価事業自体のコスト高、膨大な事務作業量)に対する検討をした。その結果、2011年1月、アカウンタビリティと質向上のバランスをとることを目的とし、各機関の内部質保証に重点を置いた評価として、機関別オーディットが新たに実施されることになった。 2)プログラム別評価第2サイクルでは教育プログラムに対する評価は、学生が身に付けるべき学習成果(知識、能力)を重視している。各教育プログラムに対する評価は、1)「学生が身に付けるべき学習成果」、2)「教育プログラム及び教職員の質」、3) 「学生が達成した学習成果」を軸とした評価基準が設定されている。 3)国際化サーティフィケート(選択評価)NVAOは、通常のアクレディテーションと並行して、大学の希望に応じて、機関またはプログラムにおける「特に優れた特徴」の質を評価する制度を設けた(選択評価)。2010年にプログラムの「国際化」の選択評価を試行。2011年11月には、これを踏まえて「国際化評価」の枠組みが構築され、本制度の運用が始まった。国際化の取組みについて、優れていると認められた機関及びプログラムに対し、国際化サーティフィケートを発行し、欧州レベルのお墨付きを与える仕組みとなっている。なお、選択評価には、ほかに「少人数・集中教育」と「起業家養成教育」がある。 |
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・ | ナショナル情報センター事業調査 | |||||||||||||||||||
オランダ(Nuffic)及び英国(UK NARIC)における学位資格認証及び情報提供事業に関する、各事業組織の国際資格認証分野の機能などについて調査を行いました。 1)オランダ高等教育国際協力機構(Nuffic)における学位資格認証及び大学情報提供事業
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2)英国学術認証情報センター(UK NARIC)における学位資格認証及び大学情報提供事業
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NVAOの訪問の様子 | Nufficの訪問の様子 | |||||||||||||||||||
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