26 機構の学術的な調査研究の一部は、科学研究費助成事業の交付を得て、国内外の研究者と協力しながら実施しています。現在実施している研究には以下のものがあります。「「評価疲れ」の測定と可視化による評価の負担軽減へ向けた支援」(令和4年度~7年度)「演劇体験への没入と将棋の熟達がマインドリーディングに及ぼす影響」(令和5年度~8年度)「東アジアにおけるリベラルアーツ教育の再構築に向けた国際比較研究」(令和6年度~9年度)「大学評価と教育の内部質保証のボトルネック解消のための実践的研究」(令和6年度~8年度)「公的大学の機関類型再構築と諸類型からみた政策転換点に関する実証研究」(令和7年度~9年度)「リカレント教育に向けた非伝統的学習の質保証メカニズムに関わる国際比較研究」(令和7年度~10年度) 機構では、学術誌「大学評価・学位研究」(平成16年度刊行)を令和4年度から「大学改革・学位研究」に誌名変更し、機構内外から論文、研究ノートなどの形で投稿される大学改革、大学評価、学位等に関する研究成果の中から、厳格な査読を経て学術的意義の高いものを掲載しています。オープンアクセス誌として学術誌のオンラインプラットフォームであるJ-STAGEにて公開しています。す。これらの情報をさらに活用し、大学改革支援や学位授与事業に対する社会の要請に応えるため、情報学の観点から、適切な情報基盤と有効な情報分析手法の開発を目指した研究を行っています。のための有効な手法とそのためのアプリケーションの開発を行い、機構の実施する事業の質向上と効率化を目指しています。さらに、機構が収集している高等教育に関する情報の利用可能性を高め、社会のさまざまなステークホルダーにそれぞれ最適な仕方で提供できるような、情報分析手法とツールを開発しています。的に収集し、さまざまな用途に利用できるような仕方で整理・保存し、異なる用途に応じて最適の仕方で提供できるような情報基盤、すなわち情報の統合的な収集・管理・提供のシステムが必要です。こうしたシステムの基盤となるデータベースのあり方について、社会における高等教育情報の流通の将来像を見据えた研究を行っています。1.大学等の改革支援と学位授与に関わる情報分析についての調査研究 高等教育の質保証のための評価、そして学位授与事業において必要となる情報の収集・整理・分析・可視化2.大学等の改革支援と学位授与に関わる情報基盤についての調査研究 機構が事業ごとに収集してきた高等教育情報の活用可能性を高めるには、大学等から情報を一元的かつ能率科学研究費助成事業採択状況『大学改革・学位研究』の刊行⃝大学等の改革支援と学位授与に関わる情報処理についての調査研究 大学等の評価、学位授与事業の実施を通じて、機構には高等教育に関するさまざまな情報が集積されていま関連ページはこちら
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