大学改革支援・学位授与機構 概要
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251.大学等におけるマネジメントの改善・向上に関する調査研究 大学等におけるマネジメントのあり方について、その運営基盤の強化促進支援の基盤となる調査研究を行っ2.大学等の質の保証・維持・向上のための評価に関する調査研究 機構が過去に実施した大学等の教育研究活動の評価実施結果を分析し検証する作業を通じて、効果的で効率1.学位の要件となる学習の成果の評価と学位等の承認に関する調査研究 高等教育を受ける人が増え、国境を越えた人々の移動も活発になる状況のもとで、高等教育修了者の能力証2.機構の実施する学位授与の機能に関する調査研究 機構の実施している学位授与事業の現状と学位授与制度への社会的要請を把握・分析し、今後の学位授与⃝大学等の改革の支援に関する調査研究 機構が実施している評価事業をさまざまな調査を通じて検証しています。さらに、我が国の高等教育にお⃝学位の授与に必要な学習の評価に関する調査研究 機構が実施している学位授与事業をさまざまな調査を通じて検証しています。さらに、高等教育レベルの学 機構の事業の基盤となり、その進むべき方向性を指し示す研究、そして機構が実施している事業の検証に関する調査研究を行っています。研究成果は、機構の事業にフィードバックするとともに、さまざまな媒体を通じて社会に広く公表し、我が国の高等教育の健全な発展に貢献しています。調査研究は以下の三つのテーマに沿って行っています。ける教育研究活動の自主的・自律的な改革を支援するため、大学等の教育機関におけるマネジメントの改善・向上、教育研究の質を保証し維持・向上させるための評価のしくみ、国内外の質保証に関わる組織の連携について調査研究を進めています。ています。国内外の高等教育政策と大学等の機関内部のマネジメントについて情報収集を行い、内部マネジメントにおける財務情報とそれ以外の情報の統合的な活用方法や、大学等のガバナンスと財務のあり方、財務情報の分析手法の開発、経営人材と支援スタッフのあり方などをテーマとして設定しています。的な評価のあり方を探索しています。また、諸外国における質保証制度の調査を通じて、国内外の動向に対応しながら我が国の大学等の質を保証していくための評価システムや評価基準はいかにあるべきかを探究しています。習機会の多様化を求める社会の要請を踏まえて、生涯を通じてさまざまな機会にさまざまな仕方で学習した人々に学位を授与するために必要となる学習成果の評価について調査研究を行っています。さらに、我が国の学位の質と国際通用性の確保にかかわる学位制度の国際比較研究とそれに基づく問題提起も、重要な課題として取り組んでいます。明としての学位に対する関心が高まっています。学位等の高等教育資格が国内外の高等教育機関や労働市場で適正に承認されるための制度的条件、また、学位授与の対象となる高等教育レベルの学習に求められる体系性といった問題を視野に入れつつ、日本と諸外国の比較調査に基づき、学位・単位制度の理論的基盤を構築することを目指しています。のあり方について研究を進めています。特に、大学以外の教育機関等におけるさまざまな学習成果を評価し単位を認定する方法、それらの単位の集積を条件とした学士の学位授与制度の意義と改善の可能性について、異なる条件下でキャリアを模索する人々にとって「開かれた高等教育」とはなんだろうかという問題意識のもとで研究を進めています。さらに、短期大学、高等専門学校、専門学校など短期の高等教育を終えた後に、一定の学修を行って機構から学士の学位を取得した方々を対象に、アンケート等の追跡調査を実施し、その分析結果を学位授与事業に反映させています。調査研究

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