平成25年8月5日(月)、当機構の主催により「日中韓質保証機関協議会」の第5回会合を学術総合センターにて開催しました。協議会には当機構のほか、韓国大学教育協議会・大学評価院(KCUE・KUAI)及び中国教育部高等教育教学評価センター(HEEC)からそれぞれ関係者が参加し、3機関が進める3つのプロジェクトグループ(PG)の進捗状況の確認と今後の活動について協議を行いました。
3か国の質保証システムの相互理解の促進を行うPG1の活動に関する協議では、協議会ウェブサイトに掲載するインフォメーション・パッケージの構成を確認したほか、ウェブサイトを各国の質保証に関する情報、各PGの情報、「キャンパス・アジア」の質モニタリングに関する情報の発信プラットフォームとすることが合意されました。
国際的な教育の質保証分野における連携協力の一環として、「キャンパス・アジア」プログラムのモニタリングを進めるPG2では、各国のモニタリング基準案を比較して、類似点、重視する点の相違を確認しました。今後、各国の特徴を踏まえた1回目のモニタリングを実施して国際連携を伴う教育の質保証に関する共同ガイドラインの作成を進めること、教育の質保証の観点から優良事例を把握してそれを普及させる計画について協議しました。
日中韓3国の評価者等の人材交流を促進するPG3では、実施可能な人材交流を始めること、交流の方法としては国際セミナー、共同ワークショップ、共同研究、人材派遣とすることが合意されました。
協議会の翌日に開催された第4回日中韓大学間交流・連携推進会議において、協議会を代表して、「キャンパス・アジア」パイロット・プログラムのモニタリング活動報告を当機構より行いました。
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