機構ニュース第115号
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〇NIAD-UE国際セミナー「質保証が支える東アジアの大学間交流」を開催

大学評価・学位授与機構は、11月22日(木)にNIAD-UE国際セミナー「質保証が支える東アジアの大学間交流」を一橋講堂で開催しました。

本セミナーは、学生・大学間交流が盛んな東アジアの交流相手国における質保証システムの仕組みを学ぶことに主眼を置き、今回は韓国を取り上げました。学生交流・大学間交流を支える外部・内部両面の質保証システムについて、日本の状況と対比的に紹介しながら、理解を深めました。KCUE大学評価院長

セッション1では、韓国大学教育協議会(KCUE)のソ・ミンウォン大学評価院長より、KCUEの行う機関別の評価(大学機関別評価認証)や産業界との連携による評価について、その意義や基準の詳細を含めて紹介がありました。対して日本からは、当機構の鈴木評価研究主幹より、日本の公的質保証システムの全体像や、当機構の行う認証評価、選択評価C(教育の国際化の状況)について紹介されました。

セッション2では、日韓の大学における内部質保証の取組事例として、韓国嶺南大学校大学自体評価委員長のキム・ビョンジュ教授、神戸大学大学教育推進機構の川嶋 太津夫教授より、それぞれの大学における内部質保証の方針や自己評価の指標、結果の活用事例といった、内部質保証の核心的な話題を中心に発表がありました。

さらに、前半部で取り上げた、両国の外部・内部の質保証システムの動向を念頭に、国境を越えた教育プログラムにおける質保証の在り方について認識を共有するため、セッション3では、「キャンパス・アジア」の話題を取り上げました。

「キャンパス・アジア」の導入経緯や概要等について、文部科学省高等教育局の有賀 理国際企画室長より紹介された後、具体の交流事例として、東京工業大学大学マネジメントセンターの遠藤 悟教授、名古屋大学法学研究科の宇田川 幸則教授より、それぞれの採択プログラムの趣旨や取組状況、課題等について紹介されました。最後に、当機構の林研究開発部准教授より、当機構の行う「キャンパス・アジア」の質保証の取組み(モニタリング)について紹介がありました。

セミナー当日は、国内の大学等の教員、評価部門・国際部門の職員、国際連携プログラムの担当者等、総勢177名の参加がありました。

なお、当日のプログラム・配布資料は下記ウェブページよりご覧になれます。

/event/event2012/1210101_1207.html

上写真:発表を行うソ・ミンウォン KCUE大学評価院長


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