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〇英国の質保証機関等の訪問調査を実施 | |
10月22日(月)~25日(木)にかけて、野上機構長、川口特任教授、土屋研究開発部教授及び当機構の国際課職員2名が、英国の2大学(シェフィールド大学、オックスフォード大学 グリーン・テンプルトンカレッジ)、質保証機関のQAA、学生の連合組織であるNUS UK、および外国学位・資格の評価を行うENIC-NARICセンターとしての機能を持つUK NARICを調査訪問しました。 QAAでは、Anthony McClaran会長と野上機構長との会談に続いて、2011年に導入された機関別レビュー、その特徴である学生の質保証プロセスへの参加、さらに2014年に予定されている新たな制度(リスク・ベース評価)など、現在、QAAにおける質保証への取組みについて情報提供を受けました。また、機構に関する最近の評価制度の状況や東アジアにおける取組みについて紹介したほか、両機関の今後の協力関係について意見交換を行いました。 シェフィールド大学では、同大学における内部質保証のプロセス、共同教育プログラムモデルおよび博士学生の研究スキル研修制度(Doctoral Development Program)について情報提供を受けました。また、Keith Burnett学長とのミーティングを行い、現在、シェフィールド大学が置かれている状況や今後の運営方針について話をうかがいました。 オックスフォード大学 グリーン・テンプルトンカレッジでは、David Watson学長から歓迎の挨拶後、同カレッジの概要説明、博士学生のキャリア形成支援、内部質保証のプロセスについて情報提供を受けました。 NUS UKでは、同組織の質保証に関する活動内容およびQAAが掲げた「学生の質保証プロセスへの参加」に対する考え方について聞き取り調査を行いました。 UK-NARICでは、ENIC-NARIC機能に関し、特に各国の高等教育制度に関する情報提供(会員制)の内容、情報提供に係るチーム構成(要員数・運営方法)や関連プロジェクトについて情報提供を受けました。 今回の調査訪問では、上記以外にも、日本と英国の高等教育の動向について広く情報交換を行い、各国における質保証の特徴や課題点等についての有益な知見を得ることができました。 |
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シェフィールド大学とのミーティングの様子 |
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