平成24年10月29日（月）に、台湾高等教育評鑑中心基金会(Higher Education and Accreditation Council of Taiwan: HEEACT)の李執行長及び賴夫人が、小畑高専機構理事長、工藤木更津高専校長、三好高専機構国際交流室長及び黄野木更津高専准教授とともに、当機構を表敬訪問しました。当機構からは野上機構長、岡本理事、川口特任教授、野田研究開発部准教授及び秦国際課長が出席しました。

冒頭に、野上機構長より、本年８月に李氏がHEEACTの新執行長に就任したことについての祝辞と挨拶を行った後、川口特任教授及び岡本理事より当機構の役割及び事業内容（評価事業、学位授与事業、調査研究、国際連携活動）について説明を行いました。

台湾では大学法により、大学が自己評価を行うことが義務付けられており、また、HEEACTが５年サイクルで総合大学の認証評価を行う機関として定められています。HEEACTは2005年に設立されて以降、2006年から2010年に第１期プログラム評価、2011年に機関別評価を実施し、現在、第２期プログラム評価に着手しています。

当機構とHEEACTは、2011年６月に覚書を締結し、着実に友好関係を構築してきています。当日は、当機構の国立大学法人評価、HEEACTにおいて2011年から実施されている「英語による学位システム」の評価の状況等、双方の関心事項を中心に意見交換が行われ、日本と台湾における質保証の現状について相互理解を深めました。