大学評価・学位授与機構では、10月26日(水)に平成23年度大学評価フォーラム『グローバル時代における新しい質保証―国際機関の取り組みからみえる「機能」とは―』を文部科学省、財団法人大学基準協会、財団法人日本高等教育評価機構及び財団法人短期大学基準協会の後援のもと、東京大学安田講堂にて開催しました。
本フォーラムでは、平野機構長の開会挨拶が行われ、当機構の川口特任教授から「これからの質保証システム―検証結果から垣間みえるもの―」と題し、大学教育のグローバル化と評価の第2サイクル目における機構の方針についての講演がありました。続いて、国際連合大学副学長・国際連合大学高等教育研究所長のゴヴィンダン・パライル氏からは「国際連合大学の質保証」と題し、国際連合大学の役割や理念、国際連合大学における内部質保証についての講演を、OECD教育局教育研究革新センター長のデュルク・ヴァンダム氏からは「高等教育における質保証のグローバル化」と題し、グローバル時代における高等教育の質保証のリスクや戦略に関する講演を賜りました。また、パネルディスカッションでは、木村孟文部科学省顧問を交え、グローバル時代における高等教育の質保証のあり方と方向性、現在の問題点と課題について活発な議論が交わされました。
当日は、大学等の高等教育機関や質保証機関から350名を超える参加があり、APQN(アジア太平洋質保証ネットワーク)やAUA(英国の大学アドミニストレーター協会)等、海外の高等教育関係者も多数参加し、パネルディスカッションにおいても、グローバルな視点で議論が進みました。
なお、当日のプログラムは以下のとおりです。
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